雑穀とは、一般的には「米・麦以外の穀類」と言われています。
昔はあわ・きび・ひえなどの雑穀は主食の一部として食されていました。
日本が縄文時代の頃、すでにそのような雑穀が栽培されていたそうです。
その後稲作が発達したことで白米が食べれるようになり、明治・大正から
昭和初期まではその白米に雑穀を混ぜて食べていました。
しかし、昭和30年代頃から日本人の食事に少しずつ変化が起きます。
徐々に洋食の割合が多くなり、それに伴い雑穀を口にする機会も少なくなりました。
また、雑穀は「貧しい食事」というイメージもあり、雑穀そのものの流通が少なくなって
しまったのです。
しかし最近、この雑穀がとても人気があります。
というのも、日本人の食生活で洋食が多くなったことで、成人病の増加に
つながっているからです。
そこで食生活を見直す人が増え、この雑穀が注目されるようになりました。
なぜなら、雑穀には現代の日本人に不足しがちな食物繊維やビタミンなどの
栄養分が多く含まれているからです。
また、食物アレルギー対策の穀物としても認知されつつあります。
雑穀というと、「あまりおいしそうでない」「下準備・調理が面倒そう」など
敬遠されてきた方もいらっしゃるかもしれませんが、決してそのようなことは
ありません。
下準備も簡単にできますし、ごはんやおかずに雑穀を混ぜて食べることで、
普段の食生活に手軽に取り入れることができるのです。
現在の雑穀ブームの影響もあり、普通のスーパーなどでも雑穀を購入する
ことができます。また、数種類の雑穀がブレンドされたものなども人気です。